新唐人テレビの動画「中国で「ツイート撲滅運動」が加速 過去のツイートの削除を強要」から文字起こしです。
中国ではツイッターに接続できませんが、VPNを利用すれば接続できることもあります。そのようなユーザーに対しても弾圧を強めているようです。
※文字起こしは不正確である可能性があります。
中国当局による言論統制がさらに厳格化しています。多くのツイッターユーザーによると、公安部が中国のユーザーに対し、広く事情聴取を行い、ツイートの削除を求め、一部のユーザーを勾留・逮捕しています。一部のユーザーは人々の言論を封じるこうした行為を邪悪と批判し、抗議行動を起こしています。
複数のツイッターユーザーが新唐人テレビに、このところ公安部が国内のユーザーに対し広範囲な事情聴取を行って、過去に投稿した不当な言論を全て削除するよう警告しており、2度とツイートをしないという保証書の記入を求める場合すらある、と明かしました。
インターネットの自由ウォッチャー古河氏「公安部は今、『ツイッター撲滅運動』を推進しており、民主活動家やツイート回数の多いユーザーは全員警察での事情聴取に応じるよう求められる。そして反共産党や政治的な内容でなくても、過去のすべての投稿を削除するよう求められる」
古河さん自身も最近、この件で警察から二度接触されたと明かしています。新唐人テレビに11月12日に中国から寄せられた情報によると、多くのユーザーが警告や事情聴取を受けたほか、一部ユーザーは捕まって一晩拘束されたそうです。
ユーザーの陳さんは、先日、地元警察から調査を受けるよう求められ、いかなる政治的発言もツイートしてはならないとはっきり脅迫されたと語っています。
中国のツイッターユーザー陳さん「政治的発言の投稿やリツイートは許されず、いかなる政治的観点の発言も許されない。そして『2回めはない。今回が最後の調査だ。言う通りにしなければ直接お前に騒動挑発罪を適用し、直接審理を始める。懲役何年にするかは我々次第だ』とはっきり言われた」
ユーザーの向莉さんは今回の事件で民主活動家の何徳普さんやジャーナリストの高瑜さん、時事評論家の王亚军さんといった著名人も影響を受けていることを挙げ、中国人は道で出会っても口をきけず、目配せするしかない状況にあると形容しています。
一部ユーザーは最近、アメリカのスタンフォード大学を訪れ、人々に対する中国当局の言論弾圧を邪悪な行為と訴えました。
中国のツイッターユーザー陳さん「現在、中国では言論の自由を説くすべがない。中国で私達が記しているのは本当に事実だ。事実がこうなのであって、私達が中国の体面を汚すようなことをやっているわけではない」
あるツイッターユーザーは自身に警告メッセージを送りつけた警察に次のように質問しました。「あなたのいう不当な言論の基準は何だ？あなたは自分が故意に法律を犯しており、ショートメッセージで脅迫して人々の言論の自由を侵害していることを知っているのか？」
↓詳しくは動画を御覧ください。