小野寺まさる氏が警告するアイヌ新法

チャンネル北海道のアイヌ新法とアイヌ協会と北朝鮮の関係[H31/1/21]から文字起こしです。

※文字起こしは不正確であることがあります。


(前略)

(本間奈々) 本日の特集は「アイヌ新法とアイヌ協会と北朝鮮の関係」というすごいお腹いっぱいになりそうな予感がします。

(小野寺まさる) 先週はアイヌ新法の問題というものを駆け足で説明をしましたけれども、若干その補足するところがあると。で、実際に私も先週のアイヌ新法の説明では、北朝鮮とアイヌ協会はつながっているやに聞いているみたいなアバウトな話をしましたけれども、今日はズバッとその話もしたいという風に思っておりまして、今日はアイヌ新法に関わって、アイヌ協会の役員の話もしたいと思って、今日の特集を組みました。

先週、いろいろアイヌ新法の話をしましたが、今マスコミ各社がこのアイヌ新法に関して、それだけでは足りないと。アイヌ新法というのは中途半端なんじゃないのかという風に大騒ぎをしております。その大騒ぎをしているのは、どういうことなのかということで若干簡単に文言をまとめておりますので、まずはこれを御覧いただきたいと思います。

政府が3月の成立を目指す「アイヌ新法」の内容を巡り、アイヌ民族の復権を目指す人々からは落胆の声が出ているんだと。初めて法律の中でアイヌ民族を「先住民族」と明記した点、これは評価をすると。アイヌ文化を活かした地域振興に取り組む自治体には、交付金が付与される点も評価していると。で、アイヌの伝統儀式のためのサケの捕獲について、特例措置が設けられる点も評価していると。

この点は評価するまでも、下の点は評価していないという主な声なんですけども、例えば、アイヌ民族の生活の向上については不満だと。で、本州に住む関東の元アイヌ団体の代表、女性の方なんですけれども、「最新の調査でもアイヌの人々の生活保護率は平均の1.4倍という状況です。アイヌは粗末にされ続けている。その粗末にされ続けていることを受け入れてはいけない」という風に主張していて、もっとアイヌの人たちの生活にどんどんどんどん税金をつぎ込むべきだと主張をしておりますし、オホーツク地域のアイヌ協会の代表の方は、「日本政府がアイヌに対して全て土地から資源から採取狩猟、全てを奪っておいて、何も返していない。そういうことに憤りを感じている」と不満の発言をしていると。

さらに室蘭工大の名誉教授の丸山(博)氏にいたってはですね、「多くの先進諸国が先住民族の土地の権利や、自己決定権を認める政策を始めている」と指摘し、日本の中途半端な対応を批判しているという状況、これがですね、今マスコミが騒いでいる状況なんですけども、私は元々「アイヌは先住民族だ」ということで、法律にそれを明記すること、あとですね、アイヌは特別な民族なのだから、日本人には出来ないような鮭だとかそういうものの狩猟の権利を与える、この2つを入れるだけでも実は大問題だと思っているのに、さらに「もっとやれ」という風にアイヌの一部とマスコミが騒いでいるということに、多くの危惧を感じているんですけれども、これについてはどうです?

(本間奈々) 私、前回に小野寺さんから解説を聞いて、自分で一番びっくりしたところだけ飛びついてしまったんですけれど、もっと丁寧にその後番組をみて考えたら、全て大問題だなと思ったんですけど、まずおっしゃる通り、先住民族って認めることが憲法上問題があると思っています。というのは、日本人って2種類の分類がされるのか。私日本国憲法を勉強している時にそういう定義全くなかったんですよね。よく単一民族だというと噛み付いてくる人はいますけれども、そもそも日本国憲法って当たり前のように、自明のように日本国民に適用されるもの。(略)2種類あるなんて定義じゃないんですよ。日本国憲法が言っている国民とはなんなのか、そして日本国憲法が及ぶ範囲はどこなのか?主権、領土とか全てにおいて私は憲法上の問題があるというふうに・・(略)。ここには書かれていないんですが、小野寺さんがおっしゃっていた、アイヌ民族ってじゃあ、どう定義するのか?アイヌ協会が決めるんですよ。で、そして公務員の方に聞いたら、「アイヌ協会が決めるんであって、自分たちわかりません」。(略)交付金もね、これもひどい。予算編成とかって誰がどうチェックするんですか?(略)

(小野寺まさる) それで実際に今これがマスコミ各社がですね、「アイヌ新法は骨抜きなんじゃないのか」と騒いでおりますが、もう一度、去年の12月にアイヌの関連団体が政府に出した要求というものでおさらいをしたいと思いますが、特にここで取り上げたいのはですね、(略)

2番のアイヌ民族議会などを通じた自決権の確立。あと、新設交付金制度はアイヌが幅広い目的で主体的に使えるようにする。そして一番最後、「自然条件に恵まれた土地の返還」。とりあえずこの3つがですね、非常に大きいと思っているんですが、まさに先程マスコミが言っている「足りない」と言っていた部分が、この団体が政府に言っているということを皆さんにご理解いただきたい。

前回時間の関係上しっかり話をしなかった部分がありまして、この権利というのは色々ありますけれども、私がもう一つ非常に懸念をしているアイヌに付与されるかもしれない権利というものが、次の私のツイッターを見ていただきたいと思いますが、(略)

石井さんというこの方も、去年の末にチャンネル桜の討論討論討論でご一緒させていただいた方なんですけれども、この方がインディアン・カジノとアイヌの利権がつながるんじゃないのかというような話をされていてですね、実際、私は「その通りです。インディアンは先住民族として米国においてカジノの経営権を持っています。アイヌ協会関係者が米国のカジノ視察に何度も行っており」等々言っておりですね、実は危険なんだということをずっと訴えていたんだけれども、誰も耳を傾けてくれなかったんだと。(略)ここに来て、その話が現実化しようとしてると。

↓詳細は動画を御覧ください。

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