法輪功の臓器狩り被害者は少なくとも6万4千人

新唐人TVより。【禁聞】臓器摘出した「遺体」 医者は生きていたと証言という動画から文字起こしです。

※文字起こしは不正確な可能性があります。


アメリカのニューヨーク・ポストはイーサン・ガットマン氏の新書「大虐殺」(THE SLAUGHTER)を引用し、中共が長年、法輪功学習者などから臓器狩りを行っていたことを報道しました。

その一方で大陸メディアは臓器売買の闇ルートを暴露しています。これについて、当局は中国人を騙すために虚像を作り上げたという意見があれば、軍の元ナンバー2の徐才厚と前政治局常務委員の周永康が犯した臓器狩りの罪を発表する前に庶民の反応を見るためだという指摘もあります。

8月9日(※2014年)、ニューヨーク・ポストは中国は長年臓器狩りを行っているという記事を掲載し、新疆ウイグル自治区の病院に勤めていた外科医エニウル・トフティ氏の話を掲載しました。

NYタイムス臓器狩り記事タイトル

1995年6月、トフティ氏は上司から野外での手術を命じられ、処刑場に連れて行かれました。そして指示通り銃声を聞いてから、山の方へ車を走らせたところ、男性の遺体を運んできた警官から「肝臓と腎臓を取れ」と命令されました。トフティさんは男性に触れて、かすかな脈があるのに気づきましたが、茫然となってただ命令を実行するしかありませんでした。しかしメスを入れると胸元が痙攣して収縮を始めます。臓器を取ってから縫合する時でさえ、トフティさんは男性がまだ生きていると感じました。

また記事では中共は死刑囚の臓器の利用を認めたものの、ガットマン氏の新書「大虐殺」によれば、移植用の臓器は死刑囚からだけでなく、良心の囚人、特に法輪功学習者から奪っていると述べています。

中国問題評論家・李善◯(※読めず)さんのコメント:当局はずっと死刑囚の臓器利用を否定してきましたが、3年前から認め始めました。良心の囚人ではなく死刑囚が対象なら人々に受け入れられると思ったのでしょう。

ガットマン氏の推計では、既に少なくとも6万4千人の法輪功学習者が臓器狩りに遭っています。ガットマン氏は著書の中である外科医の告白を載せました。それによると瀋陽市ソカトン(※聞き取れず)の病院地下深くには、特殊な患者がいるそうです。病院はある者の電話を受けると地下深い所で手術を準備します。患者には少量の麻酔薬を打ってから、幾人かの医師が順番に腎臓や皮膚組織・角膜と他の臓器を摘出しますが、生きながら臓器を奪われた患者は焼却炉に投げ入れられるそうです。

8月10日(※2014年)、大陸の新京報は江西省南昌市の裁判所が7月、腎臓の違法売買事件を審理し、臓器売買の闇ルートを明かしたと伝えました。報道によると、江西省・広東省にまたがる巨大な組織が腎臓の密売を行っていました。ネットで臓器提供者の募集、患者と提供者のマッチング、腎臓摘出から輸送・移植まで僅か5ヶ月の間に提供者は40人、売った腎臓は23個に達し、組織は154万8千元の利益を得ていました。

中国問題評論家・李善◯(※読めず)さんのコメント:臓器狩りは犯罪組織の仕業だという虚像を作るのが狙いです。この事件は確かに存在しますが、政府の行為ではなく少数の者の犯罪であると思わせたいのです。

中共の狙いについて、時事評論家の藍述さんは、事件の報道によって臓器狩りを批判する国際社会の圧力を弱めるためだと言います。

時事評論家・藍述さんのコメント:中国の臓器は豊富すぎます。中国には十数年前から大規模な臓器マーケットが存在するのです。中国へ行くと一ヶ月以内に臓器移植を3~4回受けられます。1回目でダメなら別の臓器を移植し直します。マフィアの闇市場だけでは説明できません。国家犯罪のはずです。

(中国)当局も国際社会がこの報道に惑わされない事を分かっているので、当局の狙いは中国人を騙すことだろうと藍述さんは述べました。

また、この新京報の記事は関与していた病院として、江西省の武装警察医院(武警江西总队医院)と広州軍区武漢医院(广州军区武汉总医院)を名指ししました。この闇取引の利益チェーンの頂点には、病院と医薬品企業があり、両者は結託し大部分の利益を得ています。

(後略)

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