福田康夫、福田赳夫のトンデモ発言に百田尚樹がつっこむ

2018年10月2日(火)の虎ノ門ニュースより。コメンテーターは百田尚樹氏と田北真樹子氏。「火曜特集:総理トンデモ語録」より。

※文字起こしは正確でない可能性があります。


居島一平 続いてのトンデモ発言平成総理はこちらです。どうぞ。

一代とばしてこの方ですね。第91代福田康夫さん、平成19年9月から平成20年、ちょうど一年ということになるんですかね。この福田さんのトンデモ発言がこちらです。

「お友だちの嫌がることをあなたはしますか。国と国の関係も同じ。相手の嫌がることを、あえてする必要はない。」

これは平成19年、2007年の9月に自由民主党の共同記者会見で、靖国神社に参拝するのかどうかを聞かれた時に聞かれた発言なんですがね。

田北真樹子 超トンデモですね。

百田尚樹 これはね、首相のトンデモ発言、今まで出たトンデモ発言の中で圧倒的にナンバーワンやね。これほどひどい発言ないよね。僕はたまたまこれテレビで見てたけどね。

居島一平 私も覚えています。

百田尚樹 あの時は確か安倍総理が辞めた後で、次の総理になって、やっぱりずーっと靖国の問題があって、記者が聞いたんです。「ところで靖国はどうされますか」言うた時に、ほなね、もうこれね、記者に喧嘩売ってるんですよ、これね。「お友だちの嫌がることをあなたしますか。国と国の関係も同じ。相手の嫌がることを、あえてする必要はない」と。これね、友達関係と国の関係一緒ちゃいまっせ。全然。ほんで中国は友達ちゃうし。ほんでね、これね、まるでね、中国の首相の言うことなんですよ。中国が言うてくるような言葉。

例えば日本の首相がね、靖国参拝したと。ほなら中国が「相手の嫌がること、俺らの嫌がることすんのか?お前」というようなイチャモンでしょ?その相手のイチャモンを日本の首相が言うとるわけですよ。これ日本の首相の言葉じゃないんですよ。最低、こいつ最低。最低、最低、最低。こいつは最低。

田北真樹子 なぜか福田さんって中国と親和性が高いんですよね。

百田尚樹 思い出した。これでまた思い出した。こいつの親父もね、最低の言葉言うてる。あのダッカ・・

居島一平 「人命は地球より重い」

百田尚樹 これはみんな忘れてるかと思いますけど、昔、昭和40年代ですよね、飛行機がバングラディッシュのダッカ空港でハイジャックされた。そこに日本人たくさんおった。日本人テロリストが政府に莫大な身代金を要求したんですよ。

wikipedia ダッカ日航機ハイジャック事件

さらにそれだけやなくて、日本国内で捕まってたテロリストグループ、これを釈放しろと。当然こんなものは聞けるわけないんですよ。テロリストがね、日本政府に莫大な金を要求したうえに、なおかつ捕まえてた犯人を逃がせと。こら当然聞けません。当たり前、絶対聞けません。ところが当時の福田赳夫首相はですね、「人の命は地球よりも重い」言うて超法規措置で、つまり日本の法律を捻じ曲げて、日本の法律を変えて、莫大な身代金を犯人に渡して、なおかつ刑務所におった犯人を釈放したんですよ。これありえないですよ。

居島一平 国際的にも非常に大きな非難を・・

百田尚樹 非難はあびるし、日本人を狙ったテロが増えるし、もう何もかも最低や。たしかにね、人の命は地球より重いって言葉は、こういう言葉はよく言われます。これは文学者とか詩人とかが命の重さを例えるために言うレトリックに過ぎないんですよ。単なる文学的表現なんですよ。「人の命はそれぐらい重いですよ」という表現の一つなんですよ。それをね、一国の首相が言うてどないすんのっちゅう話ですよ。そんなこと言い出したらね、人の命が地球より重いんだったら、たしかその当時は、昭和40年代は交通戦争ちゅうてね、年間で交通事故の死者が1万5000人くらいおったんですよ。1万5千人も死ぬような街を走る凶器を全部止めろって言えよ。そうでしょ?(略)命が地球より重いんだったら、自動車は今すぐ廃止ですよね。そんなこと言い出すとね、あらゆる事故とかあるじゃない、その事故の可能性あるなら全てやめろって事になるんですよね。でもそうはいきませんよね。国家として、あるいは社会として見る限りは。

(後略)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする