安倍総理が青山繁晴氏に「エッセイ読んでるよ。きついんだよ」

2019年1月14日(月)の虎ノ門ニュースから文字起こしです。コメンテーターは青山繁晴氏です。

※文字起こしは不正確であることがあります。


(前略)

(青山繁晴) この間、党本部でですね、仕事始めってのあったんですよ。国会まだ始まってないんですけれど、僕は閉会中でも仕事してるから今日もこういう格好して議員バッチも付けてますけど、一般的には皆さん、選挙区にいらっしゃるんですよね。

ところが党本部に行ったらですね、「押すな」「押すな」の(大勢の)人が来てて、「へー」と思ったんですけど、それやっぱり総理と両幹事長、二階幹事長と参議院の幹事長が、両方共挨拶されるということもあるんでしょうね。

挨拶終わった後にですね、僕は総理に近づかないようにしてたわけですよ。いや、それは近づけたい人がいるから。僕は正直言っていいのかどうかわかんないけど、政府の役職に就こうと思ってないから、地位要らぬという事ももちろん一番大事なことだから、やっぱり印象に残りたい方々もいらっしゃるから。遠ざかっていたら、あの穏やかな政策秘書のふとし君が、事実上押すわけですよ。力で押すわけじゃないけど、「議員、総理があそこにいらっしゃいます」とか言うわけですよ。

そしたら党本部の広報の女性陣がですね、総理と僕と一緒に写真を写りたいということで、ぎゃーっと押し出されたんですよ。それはいいんですよ、一応、今日虎撮りでやりませんけど、申し訳ないけど、僕の本意でもなかったから。

その時にですね、総理が僕に「エッセイ、読んでるよ。きついんだよ」ってですね。

(居島一平) ハハハハ(笑)そうですか。

(青山繁晴) 月刊HANADAとかね。

(居島一平) 澄哲録片片を。

(青山繁晴) はい。それで僕が「ありのままに書いてるだけですよ」。そういう党本部で行われてる一年生議員と総理との会話とは思えない会話が行われたんですが、話を戻すと、今の会見はよくないというのもお気に召さないんですよ。この番組もご覧になってる。リアルタイムじゃない、・・今日はひょっとしたらリアルタイム。今日は休日だから。一般的には。虎ノ門を見てくださるだけでもね、他の曜日も含めて、嬉しいことですけども、どうせお気に召さないんですよ。

で、ですね、僕が申し上げたのは戦略論を語ってくださいと。(略)この少年たち(※視聴者)にもね、「あ、そうか。日本国という国を大きくこういう風に前に進めていくんだ」ってのが分かる話をしてくださいと。その下に、例えば、労働力をどうするかとか、あるいは消費税も含めて税金どうするかとか、中国・アメリカ・EU・イギリスという風に、外国との付き合いもどうするかというのが、根っこが分かるように話してください。

その時、僕が敢えて、総理ご自身じゃないですよ、総理サイドに申し上げたのは、僕の理解では再登板後も、あるいは本当は第一次安倍政権から、安倍外交の中心っていうのは本当は対中外交ですと。

それはですね、この間、東大の授業があって、東京大学の学生にね、つまり外務省にも入る人がおそらくいる授業で、僕が描いた絵がですね、大した絵じゃないんですよ。こう、地球がありますと。ここに我がジパング、日本を中心に置くと見た目がどうなるかというとですね、ここにドーンとユーラシア大陸があって、北米大陸というのは見えるか見えないか、南米大陸も。こうでしょ?これが日本の視点で見た世界なんですよ。(略)

そうすると、日本にとって、やっぱりメインはここの中国との関係をどうするか。日本と中国の関係をどうするかが、聖徳太子のあの素晴らしいお手紙も含めてですね、安倍外交を超えて、実は日本外交の中軸なんですよ。中心で考えなきゃいけない。しかもここ(中国)は間違いなく独裁主義なんですよ。朝鮮半島もそれに侵されつつあるとみるべきで、日本は古代から民主主義なんですよ。僕は前から言っている通り。西洋型の民主主義になったのは、西暦1945年以降だけれども、仁徳天皇が民が一番大事でご自分の食事より生活よりも、天皇陛下の、つまり世界で言うと王や皇帝の生活よりも庶民の生活の方が大事っていう意味で民が主。西洋型の民主主義は多数決だったりなんやりするわけですけれども、決定方法がね。

もう一回言いますが、ここ(日本)は民主主義の拠点なんですよ。ここ(中国)は古来から独裁主義で、今後ももし民主主義をいれたらですね、ひろすぎる国土、多すぎる人口、多すぎる民族、多民族ですから、バラバラになっていくわけですよ。だから出来ないんです、基本的に。中華人民共和国でいるならば。

ということは、この独裁なのか、この民主主義なのかっていうのは他のアジア諸国にとって死活問題なんですよね。

続きは動画で御覧ください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする