2018年10月15日(月)の虎ノ門ニュースより。コメンテーターは青山繁晴氏です。
※文字起こしは不正確である可能性があります。
居島一平 「NHK受信料値下げ 会長表明」。
青山繁晴 これ、まだ時間あんだけど、見出しだけでいいです。値下げ?は?値下げ?受信料が間違ってるって言ってるんですよ。そうでしょ?間違ってるものを値下げされても困る。それだけのことで、あのね、独立講演会昨日終わったばっかりなんで、その話いっぱいして悪いけど、面白い質問があってですね。「青山さんでも、NHKの番組はみるものあるんですか?」というね。
居島一平 ダハハハ(笑)
青山繁晴 で、例えばね、小笠原諸島、東京湾から出発して真っ直ぐ南に下がっていくと、ずーっと小笠原諸島でやがて硫黄島に行き着くわけですけど。途中に孀婦岩あるいは夫婦岩あるの知ってるでしょ?(略)ここにですね、僕も名前知ってる世界的に有名なロッククライマーも出して、船から飛び移ってですね、(略)登っていって、ここ(頂上)になぜか虫もいるわけ。虫。これどうやってくるんですか?虫が。植物も咲いているわけですよ。どうやって種が来たんでしょうね。
こういうお金かかった、しかも第一線の科学者やあるいはロッククライマーの方々を使ったドキュメンタリーは大好きで、ただしそれは受信料をあらかじめ取られて見るもんじゃななくて、そらそうでしょう。映画を見たい、ドキュメンタリー映画を見たいと思ったら、莫大なお金をまず取られてて、で、行ける時に映画を見る。そんな話ないでしょう?
だから当然いつも言っている通り、NHKは一番嫌がる話だそうですが、スクランブルをかけて、スクランブルって普段こう砂嵐みたいな、波がこうなってる。お金払わないでいるWOWOWなんてそうなってるじゃないですか。それでこの番組は面白いと思ったら、課金して、そしたらこの岩(孀婦岩)登っているところ見られると。(略)当たり前の話じゃないですか?テレビ買ったら自動的に見ても見なくてもお金取られるってそんな馬鹿な話があって、しかも現に今行われていて、それが国営放送じゃない?公共放送ですから、放送の内容は自由なんです。そんないい加減な話があるんですか?そんなもん値下げって言われたって誰が払いたがるのかっていう話です。
※公共放送とは何か
電波は国民の共有財産であるということからすると、広い意味では民放も公共性があるということになりますが、一般的には営利を目的として行う放送を民間放送、国家の強い管理下で行う放送を国営放送ということができます。これらに対して、公共放送とは営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送といえるでしょう。(NHKウェブサイトより)