2018年10月23日(火)の虎ノ門ニュースより。コメンテーターは百田尚樹氏、ゲストは坂東忠信氏です。
※文字起こしは不正確である可能性があります。
居島一平 本日の火曜特集テーマは「困った隣人!?中国人」というタイトルでね、お届けしてまいろうと思いますが、その最初の話題ですね。こちらに行きたいと思います。スイスのローザンヌで予定されていた人体標本の展覧会で、中国で拷問され処刑された受刑者らの遺体が含まれている可能性があるとしてローザンヌ当局は16日、展覧会を中止する決定を下しましたという・・。AFP通信が伝えたニュースです。
百田尚樹 これは前から噂されてましたね。
坂東忠信 そうですね。
百田尚樹 この、人体・・、日本でもいろいろやってましたね。
居島一平 日本でやりましたよね。
坂東忠信 上野の方で人体の不思議展というのをやってまして、すごくリアルとか書いてあったんですけども、リアルも何もあれ本物なんですよ。これはですね、私の記憶ではBBCかなと思いますけども、死体を加工する工場を突き止めまして望遠カメラでずっと撮ってたら、トラックに乗っけた死体がたどり着きまして、そこから降ろして水でビビビって、それに水かけて洗ってる状況が出てるんですよ。ところがそれを見たら、どうも針金で手の後ろを縛られているというところがちゃんと写ってたんですね。ということは、当初言われていた時には、これは病死した人であるとかいう話だったんですけども、病死した人を後ろ手で針金で縛らないですよね。そこら辺から段々明らかになってきて、大変な問題になって、これはどうもウイグル系の人たちとか、あと法輪功とかですね、そっちの方に回っちゃってるんじゃないのかという話があったんですね。
百田尚樹 これ以前から噂ありましたね。中国人じゃないのかと。中国のいわゆる死刑囚とかそういうものじゃないかという噂ありました。これね、結構残酷なことやってる話もあります。そういう人体標本ですね、こういうの綺麗に作る場合は、ただ単に死体を綺麗にするんじゃちょっとおっつかないらしくて、生きている間から体に色んなものを流し込んでいくらしいですよ。そうしないとうまく形をできないという話。
坂東忠信 なんでかと言いますと、ドイツのグンター・フォン・ハーゲンス博士って人がですね、死体をプラスチック化するプラスチネーションという技術を開発しまして、全部で3つくらい工場を持ってたんですけども、なかなか調達ができないと。ということで、もう5年くらい前になりますけども、粛清された薄熙来というのがいますね、中国人で。これが大連市長の頃にですね、そこに話を持っていって、それから大連市では、それまでは死刑の執行は銃殺だったのが、薬物注射になったんですね。それで出来上がった標本というのを見ますと、毛細血管までちゃんと残っている奴とかあるんですよ。でも普通に死んじゃったら血液の流れが発生しないので、毛細血管までは残れないですよね。それを残すっていうことは、生きている時に注射していたんじゃないのかという話は、中国語のサイトの中にも出ていましたけども。銃殺しちゃったら体壊れちゃうんで標本にならないんですよね。そういったところがあって、しかも薄熙来の奥さんの谷開来、この人がどうも死体の売買ビジネスに・・。
居島一平 売買ビジネス!?
坂東忠信 噛んでいたんではないかと言われています。
居島一平 重慶市トップを解任された薄熙来ですよね。その人の妻が死体の売買ビジネスに関わっていた。
坂東忠信 元々この薄熙来の奥さんっていうのは、イギリス人のちょっとなんか親密になっちゃった元息子の家庭教師かなんかとですね、関係があったのではないかと言われてるんですけど、このイギリス人を殺したということが端緒になりまして、調べていったらそういう話も出てきたんだよと、ただこれは公式には言われてないですけども。
居島一平 この件に関して画像があるそうなんでちょっと拝見しましょう。どうぞ。朝お届けするにはかなり刺激が強そうな内容・・。これは何ですか?
坂東忠信 これはですね、あの水槽の中、薬品の中にですね、死体を布にくるんでこの中に保存して腐らないように。もうそこで薬品に漬けて加工してる状態ですね。朝一発目なんでですね、あまりお見せできないところがあったんで、まぁこれくらいなんですけども、この後にこれを今度出して布を取った後に皮膚を全部剥がすんですね。それで天井から操り人形みたいにサッカーやってる格好とかにして紐で吊って、そこに医学生って言ってましたけど、学生達がプラスチネーション加工、注射でですね、各筋肉一つ一つめくって、チューチューとやって、全部皮膚を剥がした状態の筋肉だけの状態の標本ができると。それが上野の博物館の方に来てて、人体の不思議展やってて。だからそれは本物だったんですよ。それを知らないで、脳みその重さを体験してみようなんて、脳みそ持って、「あ、こんなに重たいんだー」なんてやってましたけどあれ本物の脳みそですから、プラスチック化した。
で、人体の輪切りを作ったりとか、そういう医学的なものだけではなくてですね、グンター・フォン・ハーゲンスさんというのはですね、もうほとんど死体で遊んでいるようなことをやり始まっちゃって、全然関係ない男女の死体をくっつけて、やっちゃってる状態にしたりとかですね。輪切りにしたりとかですね。そういうような異常な事態だったんですね。
百田尚樹 まぁ、それで以前から噂あったんですが、今回スイスはそれを中止にしたと。こういう展覧会は許されないということですね。これと並行した話ですが、最近ウイグルで非常にその、強制収容所でひどい事やってる。同時にですね、そのウイグル人の臓器を取って、臓器移植・臓器売買をどんどんしてるっちゅう話もありますね。これがまた非常に注目されてますね。
居島一平 こちらのニュースですね。「中国政府がウイグル族収容施設の存在を認める 幸福度高まったと主張」というね、CNNのニュースでございますが、「中国政府が治安対策を理由に西部の新疆ウイグル自治区の弾圧を強める中、再教育施設の存在を認め、入所者は幸福度が高まっていると主張しました。中国政府は100万人を再教育施設に強制収容してると伝えられ、元入所者は集中的な洗脳を受けて、中国共産党の思想などを教え込まれたと証言しています。同施設にはイスラム教徒が大半を占める少数民族のウイグル族が収容されています」という・・
百田尚樹 これ私ツイッターで書いたんですけどね、「幸福度が高まる」ったら習近平も入ったらどうやと。
坂東忠信 これウイグル人のですね、事に関しては北海道札幌医科大学の教授の高田純先生という方がですね、調べてらっしゃったんですけれども、1996年までの過去32年間の間に中国で核実験が46回行われてるんですね。そのうちのかなりの割合でですね、現場に住んでる人たちをですね、避難させないでそのまんまやっちゃてるんですね。その後に解放軍の人たちが来て、どれぐらいの人が死んだのか、どういう症状が出るのかという、これをどうも見ていたと。
居島一平 じゃあ、いわば一種の人体実験に近い・・
坂東忠信 そうですね。人体実験ですね。はっきり言って。129万人が被害を受けて死亡したのが75万人という風に言われています。ですから、日本が独立した国としては、被爆国であるというはこれは間違いないんですけども、被爆した地域があって、被爆して実際に死んでる人は75万人、他の国にも少なくともこれだけいると。先進国でこういった核実験をですね、今まであちこちでやってますね。フランスであるとかアメリカであるとか。こういった所でやった場合には後で被害状況が公表されて、被害を受けた人にはちゃんと補償があるわけなんですけども中国はこれさえもまだやっていないということですね。で、これに関しては1998年にですね、イギリスの方のテレビ局で「死のシルクロード」ってのをやってたんですね。シルクロードの楼蘭とかあっちの方で、実は核実験が行われていて大変な状況になっているのではないかという事をやってた時には、日本ではシルクロードをやってたんですね。
百田尚樹 NHK。
坂東忠信 そうです、NHK。
居島一平 あのキタローさんのテーマ曲がね、有名になった。
坂東忠信 あれを見て日本の人たちもみんな憧れて、特に老後のお楽しみの一つとして旅行に行っちゃったりとかしてましたけど、ただこの中でNHKは最初から知ってた可能性があります。というのは、このシルクロードの本になっているんですけど3巻の方にですね、幻の楼蘭黒水城というのがあってですね、その中に近代兵器ICBMは私達取材班と無関係ではなかったということで、本当はそこ楼蘭かなんか全部取材したいと言ったんだけども、解放軍の人に止められて「何でダメなんですか?」って言ったら、「あなた達が想像していた通りのことがありますのでダメなんです」と言われたということが書いてある。何を想像していたかというと、そこには「私達は楼蘭が重要な軍事基地、おそらく核実験場ではないかと想像していた」という風に書いてある。
百田尚樹 それで実際その通りやった。
坂東忠信 それを知ってて、勿論こういう風に書いてあるということは知ってますから、その上で放送して皆が旅行に行くように際しても何も止めなかったというのは、とんでもない話だと思いますね。
(後略)