虎ノ門ニュースに「反日種族主義」の著者(イ・ウヨン氏)がスカイプで登場

2019年9月24日(火)の虎ノ門ニュースから文字起こしです。コメンテーターは百田尚樹氏、ゲストは松木國俊氏です。

※文字起こしは不正確であることがあります。


※火曜特集:韓国の本質を知る!日本は永遠の絶対悪から

(居島一平) (前略)もはや、韓国の対日外交は何をやろうとしているのか、おそらく当事者も究極的に分からないのではないかという状況にまで立ち至っております。その反動なのか、これまで韓国国内では考えられなかったような主張が現れ、こんな本が出版されましたということなんですが。それがこちらですね。「反日種族主義」というタイトルの本なんですよね。

(松木國俊) これはですね、韓国の落星大経済研究所という所の6人の学者。イ・ヨンフンさんという方が所長でしてね、元ソウル大学経済学部の名誉教授だった方。今、剥奪されちゃったらしいですけれどね。その方とイ・ウヨン(李宇衍)さん。全部で6人の学者が「反日種族主義」と。

これは実は本を出す前に、李承晩がくど、ネットで検索していただければ出てくると思いますが、ネットでこの6人の学者が代わる代わる、「本当の歴史はこうだったんだ」「慰安婦問題も徴用工問題も全部捏造である」「韓国の歴史はいかに捻じ曲げられているか」それをネットでずっと連続講座をやって、それを本にしてまとめて7月の半ばに発刊されたわけですね。

これがものすごく売れちゃって・・

(百田尚樹) 10万部。韓国で10万部は、実際日本でいうと100万部に匹敵しますよね。韓国はそんなにたくさん日本より本が売れませんし、人口もだいたい3分の1くらいですから。韓国は小説はまだ売れる方なんですが、人文科学的な本というのはほんま売れないんですよね。その本が10万部売れるというのは、日本で考えると100万部以上のベストセラーと見ていいですね。

(松木國俊) 10年ちょっと前にキム・ガンソプさんという人が「新日派のための弁明」という本を書きましたけど、あの図書は有害図書に指定されて、彼自身がいろいろ訴えられた。今回、彼(「反日種族主義」の著者)も訴えられてますけれども、しかしその頃に比べると、あれがおおっぴらに売れて、しかも大ベストセラーになる。

(百田尚樹) この辺がね、僕ら不思議ですよね。今韓国は異常な反日ブームですね。日本製品を見たらぶっ壊すような、反日の熱が高まっているなかで、一方、その反動のように、「反日が行き過ぎているぞ」というような、そういう本が出されて、それが売れているというところが、僕らもどう受け取っていいのかわかりにくいところがあるんですが、これを今日はじっくりやろうということですね。

(居島一平) ちなみにこの「反日種族主義」の著者の一人である、イ・ウヨン氏とは松木さんが一緒に国連に行かれて・・

(松木國俊) そうですね。7月の初めにですね、国連の人権理事会でスピーチを、彼が最初にやりました。実は僕も国際歴史論戦研究所というところに所属していまして、こちらからイ・ウヨンさんにいろいろ伝手を使って、呼びかけたら、「いいですよ」ということで一緒に行っていただけることになりましてね。それでジュネーブの国連人権理事会で彼がまずスピーチをして、明くる日は僕も同じ場所でスピーチしましたけど、その後、彼に対してものすごいバッシングが始まりましたね。

(百田尚樹) そうでしょうね。

(松木國俊) おまえは国に帰ってくるなとかね。死刑だとか殺すぞとか。でも、彼は全く動じませんでしたね。素晴らしい方です。

(居島一平) いわゆる応募工の問題で、賃金のうえで日本人と朝鮮人の間に民族差別はなかったと指摘された方ですね。イ・ウヨンさん。

(松木國俊) 国連でこんなことを話題にしてことはなかったんで、みんなびっくりしたと思いますね。今までは、左翼側の・・。それが初めて、徴用工問題で反論したと。しかも一人は韓国の人がやったと。これは非常にインパクトがあると思いますね。

(居島一平) その松木國俊さんのご紹介をいただきまして、本日はイ・ウヨンさんご本人にスカイプでご出演・ご登場いただけます。今から松木さんにご質問していただきますけれども、この番組は生放送で時間的制約がございますので、あらかじめイ・ウヨンさんにはご質問をお送りしたうえで、ご回答いただいております。

イさんの回答がより伝わるように、日本語に訳した回答も表示させていただきますので、松木さん改めてよろしくお願いします。

(松木氏とイ・ウヨン氏の韓国語での会話)

(百田尚樹) 訳してください。

(松木國俊) 「反日種族主義」というのは、韓国永遠の絶対善、天使みたいな。日本は永遠の絶対悪、悪魔というような前近代的な感情・認識であると。

これには3つくらいの側面があって、1つは客観的じゃなくて観念的な側面です。実際には無い、日本という仮想敵国を作って、日本に対して敵対関係を作り出す。

韓国で不買運動だとか日本に旅行に行くのをやめるとか、こんな盛り上がりというのは日本ではなかなか理解できないでしょう。でも、これがいわゆるその中の前近代的な、反日種族主義と。観念的なものがあるんだと。客観的じゃないと。

(百田尚樹) 文明国ではないですよね。

(松木國俊) ええ。2つ目は、非科学的な側面です。要するに日本に関する限り、合理的にものが考えられないということですね。例えば、いまだに日本軍慰安婦が20万人くらいいたという認識があるわけですね。でも20万人であるとするとですね、当時の女性の20代の人口の8%となるとですね、現在の韓国人の8%が慰安婦の子孫になっちゃうということになるわけですね。

3番目は集団主義というものですね。とにかく民族という集団があるだけで、自分の個人的な自由、これは認めない。反日に反対するということは個人的に認められないと。反日に参加しない奴はパージされてしまう。

なんで反日種族主義かといいますと、何で反日主義と言わないか、民族主義というと近代的な面がありますが、反日「種族」主義というのは、前近代的な考え方であるという点から、あえて反日「種族」主義という言葉を使ってますと。

(以下略)

詳細は動画で御覧ください。

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