【公式】竹田恒泰チャンネル 2の中国『国家情報法』の衝撃!命令一つで全国民がスパイになる中国…から文字起こしです。
※文字起こしは不正確であることがあります。
(前略)
(竹田恒泰) さっきのね、(中国政府が)国民を監視するっていう話ありましたけど、監視するだけじゃないんですよ。国民が全員スパイになる。いや、スパイになることが法律により強制されるというね。この記事はちょっと恐ろしいです。ファーウェイがなぜ恐ろしいかというと終局的にはここですね。
はい。中国通信5社と取引停止。「中国 国家情報法 米に衝撃」。「国民皆スパイ化」。中国人民14億人全員スパイ化。これ(を)法的に担保したそんな法律ができました。
アメリカ政府議会が、中国の通信大手ファーウェイなど5社の製品への警戒を強めている。アメリカの最新技術を盗み取って、軍備増強に利用する中国の動きが新たな段階に入り、このままではアメリカの優位が失われることへのアメリカの焦燥感が背景にはある。米中対立の激しさが増す中、日本や日本企業も舵取りを誤れば、自らの首を締める事態に直面しかねない。「まさか中国がここまでやるとは・・」2017年6月28日に中国で施行された新法の内容に、日米の安全保障関係者は言葉を失った。新法の名は国家情報法。効率的な国家体制整備を目的に掲げ、いかなる組織および個人も、国の情報活動に協力する義務を有する、第七条ね、と明記する。広義のスパイ活動は中国だけでなく、アメリカやヨーロッパやロシアなど多くの国が水面下で実施している。ただ民主主義諸国では、一般国民が自国の情報機関に協力するか否かは、基本的に個人の自由意志に委ねられているのに対し、中国の国家情報法は国民に協力を強制。安全保障だけでなく、国家を掲げた自国の産業高度化にもつなげようとする。
だから、国の命令があれば全員スパイにならなくてはいけないわけです。日本とかアメリカだったら、「君、こういう能力あるし、こういう経験があるからスパイやらないか?」と言われたら、「わかりました。やります」「いえ、やりません」選べます。日本はまぁ、スパイって無いんですけどね。
ところが中国の場合、選べないんです。
「はい、君、スパイ」
「え?私スパイですか?あんまりやりたくないんですけど」
「関係ないから!はい、君、スパイ。スパイやらなかったら逮捕するから。断る自由無いから」って。
すごいですね。こういう法律が施行されちゃってるんですよ、去年。何が起きるかということを読んでいきましょう。
例えば中国に有益なアメリカの技術情報を入手できる在米中国人エンジニアが、中国の情報機関にスパイ行為を働くよう指示されれば、拒めない。
はい、ということはアメリカの色んなソフトウェア会社で働いている中国人エンジニアが、「お前が持っているそのファイル、よこせ」って言われたら、拒めないんですよ。「いや、駄目です、これは。私はアメリカの会社に勤めてまして、いくら中国人だからっていったって、これを政府に流すなんてそんな事できませんよ」って言ったら、逮捕ですからね。国家情報法違反ですから。そういうことですよ?
(和田憲治) 中国人とつきあえないですね。
(竹田恒泰) 中国人とつきあえないよ。もし私が中国人の彼女がいるとしましょう。中国の公安から、「おい、お前、竹田恒泰と付き合っているだろう」と。「全部言え!」って言わなかったら逮捕(笑)。そういうことですよ。どこかの会社に勤めててすごい情報持ってたら、言わなかったら逮捕ですからね。いやぁ、これはめちゃくちゃですよ。全員スパイになることが強制されるという法律ですからね。恐ろしい国ですね。
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