2018年9月13日の虎ノ門ニュースで竹田恒泰氏が習近平にエールを送っていたので文字起こし。「安倍首相10月訪中で一致 習氏『歓迎』と表明」というニュースについてのコメントです。
竹田恒泰 今、中国結構立場弱いというか、力落ちてますんで、今アメリカとの本格的な貿易戦争始まっちゃって、これはどう考えてもアメリカの勝ちなので、でそうすると中国の国内の景気が悪化することはほぼ明らかですので、やっぱり中国の経済がどんどん伸びていって、新しいビジネスモデル、もともとその安い労働力を背景に海外から取り入れた物を組み立てて、海外に輸出して儲けるというビジネスモデルだったんですけど、今相当賃金上がりすぎちゃってもはや中国は世界の工場としての役割を果たせない。だから内需拡大型の経済の構造に転換しなきゃいけない、大変重要な節目のところで、アメリカと貿易戦争するなんていうのは中国にとっては、「お願いだから勘弁してくれよ」というところだと思うんですね。
ですから中国は弱り目ですので、なのでちょっと日本と仲良くするというのが中国にとっては喫緊の課題の一つになっているということなんですよね。ですから、これ、日本としてはどう上手に立ち回るかという。だからこそ本来は中国に認めにくいことを、仲良くしてあげる代わりに認めさせるというですね、こういうことも考えられるわけで・・。
で、あの(習)近平って、結構ヤバイじゃないですか?私応援してるんですよ。近平政権が続けば、中国は多分もっとも弱体化するはずなんですね。早期失脚しちゃうと・・
有本香 蓮舫さんを・・
竹田恒泰 そうそう蓮舫です。蓮舫を応援するのと一緒です。早期失脚しちゃって、ちゃんとした人が(トップに)立っちゃったら、これ結構ヤバイんですよ。例えばあの胡錦濤政権があと十年でも続いたら、今中国すごいことになっていたわけですね。で、私これ説明するのにいつも古事記の話をするんですけれども、因幡の白うさぎなんですよ。
向こう岸に渡りたいからといって、獰猛なワニを並べて数を数えてあげるとか言いながら、実はそんなの関係なくてただ渡りたいだけだったと。あれ、渡りきった上で「ばーか」と言えばよかったのに最後の一匹のところで「ばーか」って言っちゃったから、「このやろう」って捕まって皮を剥がれたわけですよ。だから「ばーか」って本音を言うのがちょっと早かったんですね。
だから改革開放路線で、中国発展途上国でございます、安全でございますってずーっとやってきて、本当に力を持った時に「ふっふっふ」とやるはずだったんですけれども、後一歩のちょっと手前で「ふっふっふ」とやっちゃったわけですよ。近平は。
有本香 可笑しい(笑)。
竹田恒泰 だから胡錦濤が後5年続いていたら本物の驚異だったんですね。だからね、急に大国ぶっちゃったわけですよ。あの、尖閣でも、ベトナムでもどこでも。で、「中国の力」とか言って、「中国の夢」とか言っちゃったわけですよね。これで中国の野望と世界構想みたいなものがわかっちゃって、世界の人たちは結構早い段階で中国に対して脅威(感)を持つようになったので。ですから近平は世界にとってはいい感じなんですよ。頑張れって感じで、ですから私、蓮舫の応援隊長やってましたけど、そろそろあの近平の応援隊長をやって、近平が引きずり降ろされそうになったら、シュシュシュって出ていって「だめー!」って言って、こう守らないといけないと思ってるんですけど。
居島一平 そうですか(笑)。竹田さんからご覧になられて終身支配は理想なんですね?
竹田恒泰 理想ですね!終身やってくれたら中国の脅威は最低限になります。やっぱりあれだけ十何億人もいますからデキる奴いるんですよ。(写真を指して)見てください、アホそうでしょ?こういう人がリーダーやってたらさぁ、ダメそうじゃないですか。だからみんなで応援しましょうよ。