花田紀凱[月刊Hanada]編集長の『週刊誌欠席裁判』から文字起こしです。
※文字起こしは不正確であることがあります。
(前略)
花田紀凱 温泉が好きなんだよね。ルトワックは。
和田憲治 そうです。つい数日前行ってましたよ、奥山(真司)さんと。
花田紀凱 日本の鄙びた温泉が好きなんですよね。鄙びたっていうか・・
和田憲治 情緒があるってやつです。
花田紀凱 高級だけど、あまりそのたくさんの人が来ないような所が好きなんですよ。よく知ってるね、また。ルトワックは1942年生まれなんですよ。俺と同じなんですよ。ルーマニア生まれで数奇な・・。この人のさ、自伝なんかちょっと読みたいよね。数奇な運命だもん。
和田憲治 数奇すぎますよ。
花田紀凱 数奇すぎるよ。だってルーマニアに生まれてさ、イタリア・イギリスで教育を受けてロンドン大学で経済学を学んだ後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学に行ってっていうんだよ。ものすごいこの人の小さい頃からの話聞きたいね。
和田憲治 イタリアの話もイギリスの話もすごい面白いですよ。
花田紀凱 そう?よし、これやろう今度。
和田憲治 あ、やりますか?
花田紀凱 本だそうよ。
和田憲治 いいじゃないですか。イタリア時代とイギリス時代とかの国民性の違いとか面白いですよ。
花田紀凱 (月刊HANADAに寄稿されたルトワックの記事に関して)中国共産党は間違いなく政権崩壊する。
和田憲治 心温まる話ですよね。アメリカが共産党をぶっ潰すまでやると。
花田紀凱 もう決断したと。
和田憲治 決断したんだよと。
花田紀凱 とにかく、その中国はですね、「アメリカから盗みに盗んでる。盗み方は2つ。一つは外国内で優秀な人間を雇うこと。これは違法ではない。しかし雇う時に、もし今働いている会社のハードドライブ、ノートパソコン、フラッシュメモリーにある機密情報を持ってきてくれたら、3倍の給料を出す」と。こうやってですね、盗んでる。もう一つの盗み方は中国の国家安全部との合弁企業を通じたもの。これをやられると海外の民間企業は絶対に勝てない。
和田憲治 そうですね。
花田紀凱 さらに贈賄。合弁企業を誘惑するのにですね、例えば中国本土にある先祖の墓をきれいにして、その写真をサンフランシスコで働く中国系エンジニアの若者に送りつけたりする。大半の中国人の若者は先祖の墓をきれいにしないので、非常にありがたがる。さらに贈賄だ。例えば今北京では不動産バブルの状態なので、2LDKのアパートが1億円以上する。戸建ての一軒家などは5億円以上だ。このような家に合弁会社が従業員を無料で住まわせているのだが、中国系エンジニア達の住むサンフランシスコなどでは住宅だけではなく、学校の学費なども高い。それが無料となれば本人達の生活水準は劇的に上がる。これができるのは中国の企業が、本当の意味で民間の企業ではないからだ。みんな国営企業みたいなものですからね。
和田憲治 金を突っ込んでね、買収していくと。
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