2018年11月9日（金）の虎ノ門ニュースから文字起こしです。コメンテーターは藤井厳喜氏、大高未貴氏です。
※文字起こしは不正確である可能性があります。
居島一平 「中米移民2千人メキシコ市に到着」というこの話題から本日深入りまいりましょう。共同通信によりますと、中米諸国からアメリカを目指してメキシコを北上している移民集団は6千人以上に上り、そのうちおよそ2千人が5日までに首都メキシコ市に到着しました。今後もっとも近いアメリカ南部テキサス州の国境を目指すとの見方が強まり、到着には、なお数週間を要すると見られております。一方アメリカの中間選挙を前に、トランプ大統領の指示で派遣された数千人規模の米兵は、テキサス州や西部カリフォルニア州の国境地帯などで警備を強化、メキシコとの国境フェンスに新たな有刺鉄線をはる作業に現在あたっています、というこの話題からですね。
藤井厳喜 これはね、グゥワテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルですね。中米三カ国からですね、いくつかの集団が、今の所第四陣まで特定されてるんですけど。多くのこの人達が最終的にはアメリカ入国を目指してですね、動いていると。こういった国は経済もよくないし、南米のベネズエラなんかにいきますと国家崩壊状態。国外に人がどんどん逃げているという状況はあるんですけれども、これはですね、明らかに意図的に動員された難民集団ですね。
というのは、冒頭にも申し上げましたけれども、この人達が歩いて徒歩で旅行するったって、途中バスなんかに乗ってるんですよ。バス代は誰が払ってるんだと。ニュースなどではなんかメキシコのローカルな自治体が雇ったバスだなんてね、調達したバスだなんて言っているけれど、メキシコの田舎の自治体お金無いんで、お金出している人がいるに決まっているんですよね。この人達は移動するけれども、どこかに泊まったり、それから飯食わなきゃいけないでしょ。お金の無い人がなんでこんな長い旅行ができるの？おかしいんですよね。
居島一平 そんな道すがら全部善意のねぇ。
藤井厳喜 だってメキシコ自身が貧しい国だからね。特にメキシコの南部ったらね、貧しいんですよ。北の方は豊かだけど。だから明らかに国際的な反トランプ集団です。中間選挙前に国境沿いに騒ぎを起こしてやろうという謀略だと私は見ています。その前に、幸い大きな暴力事件みたいなの起きなかったけどね。で、これは参考にするのはね、ヨーロッパに、シリアを中心として中東難民がどんどん流入した二年前。わかってきたんですけどね、あれもお金どこから持ってきたんだっていう話があって。まぁ自分でお金持っていた人もいるでしょう。だけど、なんとね、大きなお金を出した人が背後にいて、現場の人たちにマスターカード配っていたっていうんですよ。
マスターカードで何百ドルか皆使える。そしたらそれでちょっと買い物できるじゃないですか。その元になるカードを発行して、マスターカードは難民援護のための人道的なものだとか言ってたけど、そんなのね、普通の会社がただでやるわけないんで。背後に相当な寄付をした人がいて、それでこういう事が起きたんじゃないのかと。
今回のことも非常に似たような事件じゃないかと。自然発生的な集団ではないですよ。恐らくアメリカでこういう動きを批判する人たちは、ジョージ・ソロスのような、ジョージ・ソロスさんがやっているとは言いませんよ、ジョージ・ソロスさんのようなボーダーレス経済推進派の富豪が陰でお金を出しているんじゃないのと。だからこういうことが起きたんじゃないんですかと言うことを非常に疑っていますね。
恐らくですね、この集団が、メキシコは南の警戒が甘いんですよ。だからどんどん入っちゃう、入れちゃうんですよね。これが悪いのは確かなんだけれども、この人達の集団の一部は、メキシコの警察官に発砲事件まで起こしています。古いピストルじゃなくていい銃を持ってるんですよ。おかしいじゃないかと。その人達が行って、何のためにやったかというと、おそらくアメリカに入国しようとすると。そうすると不法入国ですからアメリカが当然拒絶すると。そのために兵隊さんもだいぶ動員をしております。普段の国境警備隊だけじゃ間に合わないからね。そういうことになると、そこで流血の惨事が起きるんじゃないかと。流血の惨事を起こそうという人たちが僕はやったんじゃないかと思うね。
流血の惨事を起こして、「うわー、大変だ」と。「トランプ大統領残酷だ、ひどい奴だ、非人道的だ」とやって、中間選挙をトランプ共和党負かすためにですね、やった謀略じゃないかと僕は思いますね。
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