藤井厳喜氏がアイヌ制度を批判「アイヌ民族は存在しない、間接侵略を招くもの」

2019年2月6日(水)の虎ノ門ニュースから文字起こしです。コメンテーターは藤井厳喜氏、井上和彦氏です。

※文字起こしは不正確であることがあります。


居島一平 「アイヌ支援の新法案 自民了承 先住民族を明記」というこの話題、続けて深入りまいりましょう。共同通信によりますと、自民党は5日、国土交通部会などの合同会議を党本部で開き、アイヌ民族を支援する新法案を了承しました。法案ではアイヌを法律で初めて先住民族と明記し、アイヌ文化の振興や啓発の実施を政府や地方自治体の責務と位置づけました。政府は与党内の手続き後、閣議決定し、今国会に提出します。法案はアイヌの人々が民族として誇りを持って生活でき、誇りが尊重される社会の実現を図ると強調。アイヌ文化の維持と振興への交付金制度の創設を盛り込みました。交付金制度は政府のアイヌ施策の基本方針に基づき、市町村がアイヌ文化の継承などを目的とした計画を作成。計画に沿う事業に交付金が支給されるということです、となっております。

藤井厳喜 これだけ聞いてるとね、「結構なことじゃないか」と思っちゃう人も多いと思うんですが、実態は全く違います。昨日ですがね、日本維新の丸山ほだかさんっていう議員が、経済産業省出身の方ですが、予算委員会でね、今あるアイヌ保護、アイヌ文化振興法だったかな、というのも非常に乱用されてて、要するに福祉詐欺のようなことで、使途不明金なんかもいっぱいあったりして、問題があるよということを珍しく国会で、おそらく初めて質問したんじゃないですかね。

要するにアイヌ民族という独立した民族がいるわけじゃなくて、日本人と完全に一体になってて、日本国籍ですので。アイヌを先住民族と認めること自体も問題があろうと私は思いますが、ジャーナリストの山際澄夫さんがね、丸山ほだか議員のあれをツイッターで取り上げていらっしゃいましたけどね、さすがに慧眼でね、私このことを非常に心配しています、というのは、ちゃんと勉強していきますとね、アイヌ民族っていうような一つの民族は存在しないんですよ、実際。

北方の方にいくつか部族がいたっていうかな、我々、沖縄県に関しては琉球という一時独立国家の形を保っていたこともあるけども、日本文化の中における非常に特色ある地方文化が沖縄文化であるということで、これはもう問題ないですよね。これは文化人類学的にも問題ないと思う、それと同じことで、北海道の周辺にも、昔は本土の、東北地方までも含めてね、いわゆるアイヌという人たちがいたと言われてるんですけども、実は詳しく調べていくと7つぐらいのグループに分かれてて、自分たちが統一したアイヌという民族だって自覚は全然なかった。

それからね、アメリカインディアンの場合、ネィティブアメリカンと言いますけど、これはそこにあって、しっかりしたものが文化があって、そこに白人が入っていった。これははっきりしています。ですから先住民です。これ特にメキシコの場合ですとマヤ・アステカとか相当高度な文明もあったところにね、スペイン人が入っていって潰しちゃった。これは侵略だ。これは確かだけど、いわゆるアイヌという人たちの歴史を見てみると、数百年間交易だけじゃなくて、結婚関係ですね、婚姻関係も雑婚になっているんです、いわゆる倭人と。

ですから純然たるアイヌという民族というものはね、存在しないんですよ。

一部のアイヌの人たちの団体は戦後もう、アイヌのこの組織は役割を完全に終えたっていうことは、完全に日本化したと。だから今アイヌ系日本人という人はいるけれども、アイヌ民族は存在しないという認識であえて解散したところもあるぐらいなんです。

ところが膨大な予算がついてて、今ですらですね、かなり、英語でwelfare fraudと言いますけも、福祉詐欺だね、インチキやって、本来貰えないはずのお金を貰っちゃってるとか。

というのはね、アイヌ協会というところが、ここが誰がアイヌか認定するっていうんですね。で、じゃあアイヌの定義っていうと無いんですよ。だって日本人と一体になっちゃってるから定義しようがないんですよね。

ですからそういう所が、実際過去に使途不明金とか不正の支出で問題になった事もある。こういうところが非常に大きな力を持って、今の予算案でですね、補正を含めると120億円のお金がおりるんです。巨大利権と化してるんですよ。

これが大きなアイヌ文化センターみたいなものを作ると。それ自体悪いことじゃないんですけども、どういうことかっていうと、これを進めている人たちの意図は、「日本には先住民族アイヌがいた、そしていわゆる日本人はそれを侵略した、悪い人たちである」、というね、そういうシナリオで、これどういうとこと連携しているか見ると分かるんですけども、どうも今の動きはね、例えばアイヌ文化・・大規模な記念館ができると、博物館というか、それは何とチャイナの南京虐殺記念館とか、それから韓国にある慰安婦記念館とか、そういうとこと連携して、「日本人というのは侵略民族でこういう残酷な人たちなんだ」ということを言うために使われてしまう。

そういう流れが出てきている。それから先住民族っていうと、要するに先住民族に自治をやらせろって話になってきちゃって、そういう要求も出てるんですけど、そうすると一国の中に治外法権地域が出てきてしまう可能性もあって、まさに間接侵略を招き入れることにもなりかねない。

※山際澄夫氏のツイート

↓続きは動画で御覧ください。

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