青山繁晴氏が語る翁長前知事と中国共産党の工作

2018年10月1日(月)の虎ノ門ニュースより。コメンテーターは青山繁晴氏です。

※文字起こしは不正確な場合があります。


青山繁晴 僕に実は選挙中(※2018年9月の沖縄県知事選)、特に応援演説に行ってから、今日虎取りで写真をお見せしますが、脅迫が来たんですよ。普段からいっぱい来てますよ。これね、斎藤健農水大臣の話を先週しましたが、ああいうあの、嫌味なのか圧迫なのかっていうね、圧力なのかってどころじゃなくて、はっきり言って事件として成立するような脅迫もいっぱい来ます。

付き合ってられないから、放置しているわけじゃないけど、無視しているだけであって。で、まぁ、脅迫は普段から来るんですが、沖縄県知事選挙の応援に行ったら、絶対に外国勢力の関与も含めて増えるということは当然予想していたんですが、もちろん増えたわけです。

そのなかで、「翁長(雄志)さんが中国のスパイだとお前は言っているけれども、名誉毀損でお前を捕まえてやる」と来るわけですよ。ところが、今敢えて言葉に出しましたが、こんなの嫌がらせの類だけど、僕がいつ言ったんですか、それ?翁長知事が中国のスパイだと。いつ言ったか?

必ず話をすり替えるわけですよ。

私が言ったのは、事実を言ったのは、福岡のヤフードームの斜め前の中国総領事館が対沖縄工作・対九州の工作活動の、中国共産党はなかば公然と工作活動を行っていますから、ご存知の通り人民解放軍には工作要領もあって、ネットでご覧になることもできます。怪しげなものも出てるけど本物も出てますよ。はっきり言って悪いことだと別に考えてませんから。それが共産党・共産主義の生き方ですから。

で、中国の総領事館の総領事が那覇に来られて、で、少なくとも二回以上、秘密会議を行っていて、それは沖縄にもいらっしゃる華僑の方々。華僑ってのは差別で見ちゃだめですよ。見る人いないと思うけど。僕は神戸生まれですから、ちっちゃい頃から華僑やあるいは黒人の方と一緒に暮らしてきましたよ。だから差別でも何でもなくて、ありのままに言ってるだけです。で、その華僑の方々を中国共産党が集めて秘密会議を行って、その時の議事録を、私がブツを入手して、証拠に基づいて中身を言っているだけです。

中身に書いてあるのは、最初は仲井眞元知事。仲井眞元知事は渡来人であるから、中国の味方になるはずだと、思ったと。それで工作活動をいろいろやったけど、仲井眞知事は意外にも日本に対する愛国者であって、こりゃだめだと。だめだから、新しい人を探せって、まず指令が出てて、その後に、その後の会議で、那覇の市長の翁長雄志さんっていう人は自由民主党の沖縄県連幹事長までして、今、那覇市長っていう要職にあるけれども、実は不満を持ってらっしゃるようだと。不満を持っているようだと書いてありました。っていうか、本当は議事録には「不満を持っている。」と書いてあるんですよ。日本語です、議事録は。中国語だったら僕は翻訳してもらわないとわからないけど。全部日本語です。

つまり日本語のわかる人が議事録をとって、それを日本を愛するってことで、私の手まで来たわけです。それが誰であるかはもちろん命をかけて守る情報源ですけれども、話を元に戻すと「不満を持っている」と決めつけて書いてあって、それは国政に出られなかったり、あるいは知事として擁立されないということに対する不満だと。はっきりいって憶測だと思うけれど、そう書いてあって、だから翁長さんにアプローチしろと。翁長さんにお土産も用意すると。

それは知事になった暁には、中国に来てもらって、李克強首相は日本の自治体の首長とそれまで公式には会ったことがないと書いてあって、これを翁長さんが沖縄県知事になれば、公式に会って、その時に中国の福建省からチャーター便を沖縄にいれて、そして大量の観光客を入れると、それで沖縄県の経済を支えるということをやるんだと。それを、その翁長さんに対する説得材料にするんだということが明記されていて、ただしこれさっき言った通り、「翁長さんがやった」ということを今も僕は一言も言ってません。事実経過として。それに対して翁長さんがどう応じたかというのは議事録に出てこないんですよ。

で、出てくんのはですね、なぜ沖縄県知事が大事かという目的が明言されてて、「アメリカ軍を沖縄から追い出すこと」だと。これは中国共産党全体の方針と合致してて、かつて中国は軍の首脳がアメリカ軍の首脳に対して、太平洋を真ん中からハワイで割って、東は、つまりアメリカに近い方はアメリカがやれ、西側は、日本を含めた西側は中国が支配するんだと。差配するだということを明言されているわけですよ。それとぴったり一致するんです。

それで、しかも当初の総領事が途中で交代してですね、その交代の理由まで語られていて、沖縄県知事選挙を非常に重要だと思ったから、ということも書かれていて、実際に中国共産党の中で、調べると序列が上の人が後任に来てるわけですよ。

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