2018年10月4日に公開された報道特注【籠池佳茂氏が激白!怒れるスリーメンpart5】①加藤×籠池×和田からの文字起こしです。収録は9月25日となっています。
※文字起こしは不正確である可能性があります。
加藤清隆 (前略)今日のゲストの籠池佳茂さん(※籠池泰典氏の息子)にご質問したい方、どんどんメールを送ってください。その中で当方でピックアップさせていただいたのを、こちらで代表して質問し、お答えいただきたいと思います。まず続きをどうぞ。
和田政宗 小学校用地、国有地のことについてお聞きをして行きたいんですけれども、隣のあの、元々一区画だった野田中央公園の方にはゴミがかなり埋まっていたということがわかった中で、財務省ですとか国交省が森友学園側にゴミが埋まっているということを、明確に伝えないまま、一部のゴミだけは、このゴミはありますよということで、もっと大量のゴミが埋まっているということを言わないまま売ったということが、一つ問題なんじゃないかという指摘もありますけれど、この辺りはどうなんでしょうか?
籠池佳茂 あの当時の2月の財務省の対応と、1年後の対応とまた違ってきましたんで、あの対応が1年前であればかなり違ったはずですし、それによって誤解を受けた部分も多かったんじゃないかなと。間違った選択肢をしてしまったきっかけにもなったのかなという風には、まぁこれはお許しをいただけるんであれば、そういう風な言い方ということになると思いますけれども。
まぁこのゴミの話については、当時その代理人でありました酒井康生さんの方がですね、実際その近畿財務局等とのやりとりということをされておられたでしょうから、そちらの方がお詳しいのかなというには思うんですが、ほとんどその率直な内容というのは父には伝わってなかったと思います。
和田政宗 そうなると2月、3月にお父さんが財務省の方に「聞いてなかった」と言う風な、前の年の8月にはいわゆるゴミが出てきたというのは、これは業者の色々なやり取りの中でもわかっているわけで、本当にそうすると、それは聞いてなかったっていうのがお父さんの本心だったっていうことですね?
籠池佳茂 そうですね。これは事実だと思います。また新たなゴミが出てきましたよと。ゴミが元々こう、ボーリング調査で当時のある建設会社の方が調査をして、そこはしっかりと調査をしたんですが、それがあったが故に1年開校遅れましてですね。その1年開校が遅れた中でさらにまた新たなゴミが出てきたということを業者の方から聞いたみたいで、それに対して「おかしいじゃないか」ということで、近畿財務局の職員と話にならないから、法務省の方で直談判したいと、しっかりと話したいということで東京に行ったのがこれが本当の所なんです。
和田政宗 なるほど、なるほど。そこから貸付の契約につながっていって、その後ですよね、いろいろそのメディアが騒ぐようになって、ここに小学校が建つと、実際建ってるような状況の中でやってきたわけですけれども、それ以前にそういうような財務省とか国交省とはゴミに関して「これはおかしいじゃないか?」って言う事があったって事ですよね?
籠池佳茂 そうですね。その話があって定期借地から売却という経緯になったかと思います。
和田政宗 当初は小学校用地として、賃貸借というようなことで返済計画もたててというようなことだったわけですけれども、それがその財務省側が明確に伝えてなかったという指摘がある、そういったゴミが出てきたことによって、そこは様相が変わってったということですね?そうすると。
籠池佳茂 そうですね。はい。そうだと思います。定期借地でよかったというのは、これは証人喚問に、私証人喚問になる間に父によく質問していたんですけれども、当時メディアに流れていることと、例えばその定期借地ということが、大阪府さんの方が定期借地であれば認可下ろさないという風な情報が朝日新聞から出たんですが、これについてはご存知でしたか?と。「いや知らない」と。「定期借地でいいと言われた」ということであったりですね、その幾つか、今すぐには思い出せませんけど、幾つかの齟齬っていいますか、ほとんど父があの当時、私が思ったのは、正確な情報がもう認識できていない状況だったんで、それくらいその昨年(2017年)2月8日に始まって以降の3月10日までのメディア・スクラムというのは非常に激しいものだったんだなと言う風に思った経緯があります。
和田政宗 先程あの昭恵夫人付きの方が、問い合わせということで、いろいろ財務省の記録を見てますと、政治家の何人かの方に「これどうなってるんですか」というようなことで、問い合わせは学園側からはしてるような記録はあるわけですけれども、これは何ていうか圧力が政治家からかかったから変わったみたいな事っていうのは、これ基本的に貸し借りの時も売買の時も無いというような認識でよろしいんでしょうか?
籠池佳茂 そういう認識で結構です。はい。
和田政宗 そうするとあのメディアですとか、一部野党議員がいわゆるその「総理の圧力」だとか「総理夫人の圧力」があったから、これでこういったものが認可されてったていうのは、佳茂さんは明確に否定されるということですね?
籠池佳茂 そうですね。はい。当時、そうかな?と思った時期も正直ありましたけども、ただ今現状になって4000ページの交渉記録が出てきた中でですね、むしろその通常の取引じゃないかということで、何らその騒ぎ立てるようなことじゃなかったのではないですか、というのが率直なところでございますので、今、野党の方がおっしゃるようなことでは全くないと。むしろそれによって、被害を被っていた学校関係者であったりですね、その子息、保護者の方に対して申し訳ないと言う風な事を思います。
和田政宗 なるほどなるほど。学校開校に燃えてる中で、そういう騒ぎが始まったことによって、籠池氏のご家族全体もこういうことに巻き込まれてしまって、全く変わってしまったっていう形なんですかね?
籠池佳茂 全く変わりましたですね。
和田政宗 これは厳しい質問になるかもしれないですけど、元々その安倍晋三記念小学校というような名称にしたいというようなお父さんの意思があったり、そういう中で、やはりその寄付金をなんとか集めたいというようなところがあったわけですけれども、これはやはり学校を開校しようとする中で、資金面での不安はあったっていうようなところなんですか?
籠池佳茂 あったと思います。やはりその資金的なものをクリアするために、色々とその工夫といいますか、対策というものをしていたんだろうと思います。それによって総理あるいは関係者の方々に御迷惑になるということは、これは本意ではありませんし、父は総理に対して第一次安倍内閣の時(の)前からですね、人柄であったり考え方というものに対して、非常に支持しておりましたですからね。そのまんまの、その人として純粋に応援してるという姿勢だったんですけれども、こういう形になって・・
加藤清隆 和田さん、視聴者から質問があったので一つ。籠池さんがいろいろお話していることに関してですね、「関西生コンから脅迫はないんですか?」と聞いてきたんですけど、そいういうことはない?
籠池佳茂 おかげさまで現状は無いです。
加藤清隆 それは大丈夫ですか。もう一点、二点目はですね、「なぜ突然籠池さんサイドは野党を味方につけようとしたのか?」という質問なんですが。
籠池佳茂 これはですね、結果的にそちらに行ってたんですね。
加藤清隆 結果的に?意図したわけじゃなくて?
籠池佳茂 ええ。
加藤清隆 元々、だけどね、ご両親共そうですけど、勿論保守であり、安倍総理支持だってこと明確にしておられた。それはやっぱり、途中メディアスクラムもあるし、いろんな不信感の塊になった時期があったんでしょうから、それが結果的に野党側に利用されてるというか、そういうことになってしまった・・
籠池佳茂 その穴に入って、出口に立ったら野党側だったと。まさかそういう動機で入ったわけではないと。あくまで、事実はこうなんですよという話を保守の方にも知っていただきたかったですし、多くの国民の皆様にも知っていただきたかっただけなんですけども。それがそちらの方に入ってしまって、もはやその両親の考え方が、今実際会ってないもんですからどういう状態なのかわかりませんけども、状況だけ見てますと、やはりその偏向した情報だけが二人の中に入ってしまっているんだろうと、早くだから、そっとしてやってほしいと。それは菅野完氏あるいはその周りの人たちに対してもやっぱり思いますです。もう、ほっといてほしいと。
加藤清隆 視聴者からの質問どんどん受け付けています。(略)
和田政宗 お父様、お母様はなにか脅迫をされていたりだとか、なにかそういった情報しか入らない環境に置かれているっていうような状況なんですか?
籠池佳茂 そうですね。はい。いわゆる正確な情報が入るようにはなってないと思います。
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