山岡鉄秀氏が語る日本を貧しい国にしているマインドセット

TSJ(THE STANDARD JOURNAL)の失われて何十年???なぜ日本は衰退し続けるのか?→マインドセットがおかしいから…から文字起こしです。

※文字起こしは不正確であることがあります。


(前略)

(和田憲治) ・・・オーストラリアが豊かになって、日本がずっと停滞してるじゃないですか。マスコミは日本に憧れて外人が来るよみたいな番組をずっとやってるから、海外に行ってない日本人は、日本がまだ世界のトップランカーだっていう放送になっちゃってると思うんですよね。だからそれがちょっと僕は、日本人の危機感を煽ることができてないんじゃないかなというか、マインドセットを変えさせることができてないんじゃないのっていう風に思うんですよ。

(山岡鉄秀) その日本の、今言った、いいところというのは、これまで維持してきた、キープしてきた良さなんですよね。

(和田憲治) そうですね。今までのね。

(山岡鉄秀) 例えば、平和で、ちょっとごちゃごちゃしてるけども清潔で、治安が良くて、物が一つ一つがちまちまとだけど良く出来てる。一つ一つの物のクオリティが高くて小綺麗で、食べ物も美味しくて、ファッションもそこそこあってみたいな感じだから、まぁその安心感というようなね、あるわけよ。また温泉もあったりするでしょ。スキーもあったりするでしょう。でもそれってね、世界経済が、リーマン(ショック)みたいなのもあったけど、その間も回復して伸びていくなかで、日本はずーっと落ちてったからギャップができちゃったわけ。

(和田憲治) だからこの30年間で、世界で株価最高値出してないのは日本だけですからね。日本にいたっては、(日経平均が)4万円弱だったのが未だに2万ちょい。まだ半分なんですよね。

(山岡鉄秀) それでも相当回復したほうでしょ?

(和田憲治) まだね。7000円まで落ちてましたからね。(略)山岡さんなりには、じゃあ、日本に足りないのは何かなと。足りないマインドセット的なのはなんだろうなと。

(山岡鉄秀) マインドセットで、必要以上に日本を貧しい国にしている部分があると僕は思ってるんですね。まずその一つが再チャレンジが難しい。

(和田憲治) そうですね。僕もそう思います。みんなね、ディフェンスに入りすぎてて、硬直化しすぎてるんじゃないかなと。

(山岡鉄秀) 何でディフェンスに入るかというと、再チャレンジが難しいからですよ。何かでたまたま失敗したりこけたりしても、「またやればいい」という発想があれば、あるいは「やるべき」「やらなきゃいけない」「やればやるほど最後はいい結果になっていく」という風に思っていたら、そんなにディフェンシブにならなくていいはずなんですよ。何で皆、そんなこう、どんどんどんどんうつむき加減に守りに入っていくかっていうのは、それは一つは再チャレンジということをあまりエンカレッジしない、勧めない社会だということが一つあると思うんですよね。

↓続きは動画で御覧ください。

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