和田憲治氏が語る渡部昇一氏の追悼ミサの様子

TSJの動画安倍総理と渡部昇一先生の深いつながり|追悼 渡部昇一 先生から文字起こしです。

※文字起こしは不正確であることがあります。


和田憲治 渡部昇一先生がお亡くなりになりましたので、追悼番組をやりたいと思いまして、急遽開催したということです。で、今日はアサノ君に聞き手をやっていただくことになりました。

アサノ氏 (略)和田さんの兄弟ではなくてですね、オンザボードの社員でもなくて、アサノと申します。本業は人材紹介をやっておりますけれども。(略)本日も、和田さんのアシストとしてね、呼ばれております。

和田憲治 内容が内容ですので、明るくやっていいのかどうかという気持ちなんですけどね、自分としては明るくやりたいんだけども、考えれば考えるほど暗くなってしまうところもありましてですね。早速ですけれどもですね、渡部先生について語っていきたいという風に思ってます。(略)これ奥山さんの番組でもやったんですけど、ちょうど奥山さんの番組の火曜日の日(※2017年5月30日)に渡部先生の告別式というか葬儀というか、上智大学で追悼ミサがありまして。

アサノ氏 (追悼ミサ)に、和田さん行かれたんですよね。

和田憲治 石原慎太郎さんがお別れの言葉を言ったりとかですね、なかなかいい言葉を言ってましたけど、麻生(太郎)さんも来てたんですよ。

アサノ氏 弔事を読んだ方って石原さんだけ?

和田憲治 石原さんだけ。櫻井よしこさんなんかも来てたし、本当に保守の出版社全部、あと渡部先生の番組に出てた人とか、対談相手の先生だとか、僕の隣なんか百地(章?)先生だとか田久保(忠衛?)先生だとかいらっしゃったし、花田(紀凱?)さんなんかもいらっしゃってたんで、もう、ここが、奥山さんの番組でも言いましたけど、テロに遭ったら日本は終わりだなっていう。

アサノ氏 えらいことになるぞという。

和田憲治 えらいことになる。あとお花を献花していく時で言ったら、安倍総理も来てたし。

アサノ氏 そうなんですね。

和田憲治 あと稲田(朋美)防衛大臣も。稲田防衛大臣の後援会の会長が渡部先生なんですよ。渡部先生に稲田さんの旦那さんが、大ファンで頼み込んだっていう。それで渡部先生が受けて、それで後援会の会長になってたということですね。毎日新聞との訴訟とかで、活躍を稲田さんがしてましたんでね。弁護士だと世の中変えられないと。「100人斬り訴訟」とかに対して、(原告側代理人弁護士)だったから、政治家になって、やるしかないっていうことで。渡部先生もそれで稲田さんを応援してたという事なんじゃないですかね。

アサノ氏 なるほど。(略)その時の様子どうでしたか、他に。

和田憲治 若い人がいないなというのが本当、残念な感じでしたね。僕より若い人がそんなにいない感じがしましたね。(略)僕が驚いたのが、麻生さんが最初から、安倍さんは最後お花を出す時に来たんですよ。総理だから忙しいから。でも麻生さんは最初からいたんですよ。始まる前からビシっと来て、最後まで当然いたんですよ。ただ、麻生さんがなぜいるのかなってのは僕は思ったんですよね。一つは、最終的には僕はカトリックだからいたのかなと。カトリック代表として。国のカトリック代表として、来てたのかなと。渡部先生がカトリックだったから。っていう風に思ったんですよね。なんでかというとね、麻生さんはですね、渡部先生の本を読んでないんですよ、たいして。

アサノ氏 そうなんですか?

和田憲治 たいしてね。渡部先生のね、「裸の総理たち 32人の正体」ってあって、第一次安倍内閣が終わって、麻生さんで終わって、鳩山になった時に出た本なんですよ、これ。で、その時のことをここに書いてるから、ちょうど思い出したんであるけど、これは有名なんだけども、サンフランシスコ平和条約の受けた時に麻生さんは「東京裁判を受諾して国際社会に復帰した」っていう風に加藤紘一と同じこと言っちゃってるんですよ。

アサノ氏 言っちゃってると。

和田憲治 言っちゃってるんだよね。だから渡部先生がいつも主張してたことを全然わかってないし、渡部先生からしたら、国際社会に復帰させた祖父の吉田茂の偉大な業績と努力をひっくり返したと。麻生全然わかってねーぞと。

アサノ氏 渡部先生の採点では低いわけですね。

和田憲治 渡部先生はもはや麻生さんについてはボロカス書いてて、まずは田母神(俊雄)さん首にしたでしょ。それから中山成彬さんが日教組批判した時に「日教組は日本の教育の癌だ」って言った中山さんは国土交通相だったから、教育と関係ないことだからって言って、煙に巻きゃよかったのに、わざわざそれを首にしてると。文部大臣だったら問題あったかもしれないけども、そこはごまかせたのに、さっさと首にしたりとか、田母神さんもスパっと首にしたりとかしてるので、そういう意味で「麻生さんが国民から見放されたのは、漫画ばかり読んでいるからでもなく、漢字が読めなかったからでもない」と。「根本的なところで国民を裏切ってしまった」という風に酷評されてるんですよ。あと靖国神社にも行ってないと。行く気もないと。その時「私は戦争で亡くなった人たちのことを思って靖国神社に参拝します。それを政争の具にするほうが悪いのです」と言うべきだったのに、全然そういうわけじゃなかったと。お祖父さんの吉田茂はね、そういう風な人たちがいたら、曲学阿世の徒だと言って、切り捨てたりするところだったのに、がっかりしたよ的に、書かれているわけですよ。

アサノ氏 酷評されてる麻生さんはなぜ来てたんですかね。

和田憲治 だから、わからなくて僕は。僕はこれ書いた内容も知ってるし、麻生さんが間違った時も、「こいつ渡部先生の意見いつもは聞いてないんだな」というのもわかったんだけど、やっぱりこのカトリックつながりだから、来てたのかなっていう風には。

アサノ氏 なるほどね。それ和田さんの推測したっていうことね。

和田憲治 そうそうそう。渡部先生の意見もあんまり聞いてないのに。安倍さんは相当聞いてると思いますね。

アサノ氏 そうですね。実際にお別れ会にも来たんですよね?

和田憲治 安倍さんに関しては、首相動静を見てたらですね、18日に渡部先生がお亡くなりになって、19日にはもう行ってるんだよね。翌朝にはもう、渡部先生の家に行ってるんですよ。だから、その弔問に行ってるくらいなんで、すごい関係が深いというのが、文字に成ったんで、喋ってもいいなという感じで僕は言ってるんだけど、完全に今までそのいろんな所で、渡部先生と安倍さんの関係は深いんじゃないかなというのを、皆思っていた人もいるんですけども。

アサノ氏 状況証拠的にね。

和田憲治 それが今回、文字に、渡部先生が亡くなって・・

アサノ氏 そうですよね。はっきりとはね、言われてなかったですけど。

和田憲治 言われてなかったんですけど、やっぱりブレーンだったんだなと。二回目の総裁選の前に、安倍さんが書いてるんだけども、渡部先生の家に訪問してると。で、自宅に行って、家族による素晴らしい演奏会と、奥様の手料理でもてなしてもらったという風にも書いてあるんで。

アサノ氏 演奏会と。渡部先生のお子さんのことですかね?

和田憲治 そうでしょうね。奥様がピアニストで、ご長男がチェロか何か、次男の方がバイオリン。

アサノ氏 長女の方は確かパイプオルガン奏者かなにかで、外国にいるみたいな。

和田憲治 そうですね。そうそうそうそう。このミサの時も、次男のバイオリニストの基一さんが最後弾いてましたね。

↓続きは動画で御覧ください。

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